カリカチュア|似顔絵コンテスト世界1位の作品
カリカチュア|似顔絵コンテスト世界1位の作品
Facebook上では、毎週、様々なカリカチュア似顔絵のコンテストがあります。
私も特に2013年~2015年頃には、よく投稿していました。
自分自身の作品と共に
他の世界のアーティストの作品を
知る事で多くの学びがあります!
カリカチュア|似顔絵コンテストとは?
Facebook上では毎週様々な似顔絵のコンテストがあります。
その中でも最も古く一番レベルが高いとされているのがCaricaturama Showdown 3000です。
特に私が頻繁に投稿していた2014年頃は、このCaricaturama Showdown 3000自体も一番盛り上がっており、2015年のグループ参加者は2万2千人を超えておりました。(2022年時点で2万6千人)
誰でも自由に参加出切るため、超の付く大物アーティストなんかも気軽に参加していることもあります。まさに超ハイレベルなコンテストです。
毎回多くの作品が集まりますので、似顔絵自体の画力や誇張の仕方や、
作品の見せ方など、大変勉強になるコンテストです。
尚、他にもこちらを真似たコンテストがいくつかあります。
私はCaricaturama Showdown 3000の他に、
手描き作品のコンテスト(Traditional Caricature ART Contest)にも参加しています。
Traditionalは直訳すると「伝統的」となりますが、
手描き作品を意味するようです。
アメリカ大会との違い
毎年アメリカで行われる『似顔絵世界大会』と違い、世界中から気軽に参加出来たり、
友人関係などの忖度がほぼ無いのでその点では私の気質に向いているコンテストです。
念の為、誤解の無い様に言いますと、アメリカで行われる似顔絵世界大会は、
特に日本人は期間中、参加者もほぼ寝ずに死闘と言える程に全力で臨みます。
毎週行われる気軽なFacebook上のコンテストとは、
覚悟や気合、緊張感や刺激含めて、意味合いも性質も全く違うものだと申し添えておきます。
コンテスト参加方法
グループへの参加は、Caricaturama Showdown 3000に限らず、承認してもらうことから始まります。
普通は、問題なく参加することが出来ますので、そこで同時にコンテスト参加の権利も生まれます。
コンテストには毎週のチャレンジで200作品ほどが集まります。
その中で一番いいと思う作品に投票する形式です。
投票は、作品を描いた人以外でも可能です。
作者はもちろん自分の作品には投票できません。
他のコンテストも含めて多少の違いはあるかもしれませんが、概ねこの様なスタイルだと思います。
カリカチュア|似顔絵コンテスト世界1位までの記録
まずは過去の作品から
こちらの作品は2013年に描いたマーティン・スコセッシ監督です。
この作品は2022年の今見ても、かなり良く描けていると思います。
同時に、このスタイルの作画に関してはこの作品以降は一気にクオリティが上がりました。
この年と2014年はこのスタイルの練習をかなりした記憶があります。
実は、この作品は油絵の作画行程を参考にしています。
こちらのコンテストでも、以下に1位の作品なども紹介しますが、
私の中ではこちらの方が正攻法の作画スタイルです。
最終的に1位にはなりませんでしたが、私の作品の中では圧倒的に反応の良かったものの一つです。
恐らくは、世界的にもこの作品以降、ある程度認められた感があります。
その他の参加作品
毎週更新されるWEB上のコンテストなので、折に触れ時々参加すると勉強になります。
投票では、いいね!の数やレスポンスである程度の反応や結果が予想できます。
そして、最後のVotingで上位3位程を決めます。
1票でも入るという事は、全ての作品の中で一番良いと思った人がいるわけです。
最終的な順位は運もありますが、ここで票を入れてもらうと自信になりますね。以下の作品の結果です。
作品1:いいね!140 VOTING:2人(確定)
この作品は全てを均等に描いたため、ここが見せたい!という見せ場が無かったかなと思います。
みせたい部分をもっと意識していけばよいのですが、ディテールの勉強にはなりました!
作品2:いいね!330 VOTING:1人(確定)
こちらの作品も丁寧にディテールまでを描く事に専念しましたので、
「インパクト」や「つかみ」は若干弱かったかもしれません。
いずれにせよこの2作品に関しては、いいね!の数やVOTINGの結果も概ね納得出来る数字でした。
カリカチュア・似顔絵コンテストで世界2位になった作品
作品解説
何事も同様かと思いますが、何度か作品を投稿するうちに傾向と対策も何となく分かってきます。
2回しか参加してないので強くは言えませんが、これはアメリカでの似顔絵世界大会なども同様と思います。
3回以上の常連は当時の私から見ると、場の空気にも慣れている感じで、何となく堂に入ってます。
話戻って、私の強みはデジタル画でのリアルは表現と、安定したライクネス(似てる感)誇張、だと思います。
なので、奇をてらわずにそこだけに絞って描いたのが2位になった作品です。
作画行程は、マーティンスコセッシと同じです。
この頃は、この描き方の行程にも随分と慣れてきて、手応えも感じていた時期でした。
反応も良かったので正直、自信過剰気味だった時期かもしれませんが、このクオリティは悪くありません。
2022年の今、再度この技法を極めていき、世界の注目を集めるのも大切かと思います。
制作行程の紹介
こちらのページで、こちらの作品の制作過程の簡単な説明と動画を紹介しています。
カリカチュア・似顔絵コンテスト世界1位になった作品
作品解説
先程紹介した作品、2014年春の2位が最高でしたが2015年にようやく一位を獲得する事が出来ました。
同率一位ということでしたが、作品のクオリティはともかくとして、確実にステップアップしてます。
但し、作品を見てもらって分かる様に、必ずしも作品のクオリティが高かったわけではありません。
誇張の感じもかなり強引で私の好みのスタイルではありません。
私個人としては必ずしも結果に結びつく作品とは思えない部分もあります。
なので正直そこまで評価されるとも思ってなかったのですが、弾みをつける意味ではよかったです。
似顔絵コンテスト|まとめ
継続しての参加で感じるのは、その時々の作品のクオリティ以外の要素が結果にも影響するという事です。
参加者やメンバーにもある程度覚えてもらえますから、一定の評価がそこで生まれたりもします。
また、この時期は個人的に独立前で色々と思案したり、考える事が多かったのを思い出します。
なので、作品のクオリティに関わらず、
こういう時期にこういった形で評価してもらえたこと自体が私の励みになったのは確かです。
改めて運命とは不思議なタイミングで訪れるもの。これからも時々は参加してみたいと思います!
以上、技術向上と実績の積み重ねを基に、圧倒的な作品をお客様に還元すべく今後も研鑽していきます。
ご注文に関して
今回紹介した作品は、全て、デジタルペイント『肖像画・写実タッチ』でお描きしております。
このタッチをご希望の方は、こちらのページよりご依頼頂ければと思います。
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