似顔絵・韓国大会が、予想以上に印象的だった

『似顔絵・韓国大会』が予想以上に印象的だった話
『似顔絵・韓国大会』が予想以上に印象的だった話

似顔絵・韓国大会が予想以上に印象的だった話

『似顔絵・韓国大会』が予想以上に印象的だった話

2013年7月8日~12日まで韓国ソウルにて行われた
カリカチュア似顔絵大会(ISCA韓国ミニコン)に参加して参りました。
 
今回も受賞には至らなかったのですが今後の作品作りへのヒントを多く頂いたので、
経験含めて非常に有意義なものになりました。

似顔絵・世界大会との違い

今回の韓国大会などの地方大会は、韓国ミニコンなどと呼ぶ人もいます。
 
ISCAは、International Society of Caricature Artists の頭文字を取ったものです。
日本人は、イスカと呼んでますね。
 
他にも、私がプロになってからの期間にも、日本大会も行われましたし、
ヨーロッパ大会や、シンガポールなどでも開催された記憶があります。
 
ミニコンは、ミニ・コンテストの略だと思います。
 

なので、一般的な印象では、ピラミッドの頂点に、似顔絵世界大会があって
その下に、韓国ミニコンや日本大会などの地方大会があるイメージかと思います。
 
私もそう思っていましたし、
世界大会は受賞歴などの箔を付けるのにワンランク格上の印象があります。
 
しかし、似顔絵世界大会は、アメリカ大会であって、他の大会とその意味では本来は同列です。

 
ただ、アメリカ大会はISCAとしてしっかりと組織化されており、
毎年11月にしっかりと行われるので、参加人数や実績が違うのは間違いないでしょう。
 
各地方大会は、言わばそのISCAの会員の中の有志の人が独自に各地で大会を主催する感じです。
 
今回の韓国大会も含めて、確かにローカルな印象や、それぞれの地域の特色など、
アメリカ大会にはない、独自のオリジナリティーも入れて、我々参加者を楽しませてくれる感じでした。
 
地方大会では、普段アメリカ大会には参加しない、出来ない参加者の比率が多いのも、
その場所ならではのカラーが出て、面白いです。

大会参加の経緯

心理的にも当時は非常に不調だったので、大会参加の直前まで、特に参加する予定はありませんでした。
 
しかし、日本の主催者関係の方から直前にお声がけ頂いたり、
自分自身が変わるきっかけになればと言った流れが出来たため、天の声に従って参加を決めた感じです。
 
今思い返すと、2度のアメリカ大会の華やかさよりも、昭和の日本の様な印象の韓国での色々な想い出が
自分にしっくりと残る感じなので、参加して良かったと改めて思う次第です。

作品紹介|似顔絵韓国大会2013

大会参加にあたって、どの様な作品を何枚仕上げるか、
など事前に綿密に計画を立ててから臨むのがこういった大会です。
 
一応、当時所属していた組織の代表という意味もありますので、多少の責任も伴います。
なので、しっかりとしないといけない反面、リハビリの様な感じも多分にあったため、
兎に角、目標を決めて、修行僧の様に淡々と手を動かす事に専念致しました。
 
それほど、大会とは関係のない心理的な重圧があったとも言えます。

大会で描いた似顔絵

さて、当初の予定通りA3で2枚、B4で3枚をなんとか作画しました。
アメリカ大会と違い、実質30時間程と短い時間なのでかなりあわただしい印象です。
 
今回はライン(黒い主線)を排除しての作画です。陰影と色のみで質感と凹凸を表現していきました。
 
結果的には、世界大会と同様に同じ構図で
陳腐な作品群となってしまいましたので、全体としての面白みに欠けました。
 
大会向けの作品という意味では、
この描き方では余程クオリティが高くないと評価には至らないと私自身も振り返って思います。
 

韓国大会で描いた似顔絵
韓国大会で描いた似顔絵

描いてもらった作品

韓国大会で描いてもらった似顔絵
韓国大会で描いてもらった似顔絵

中心にいる人がマーカスです。
私のデジタル作品の師匠的な人ですが、そのマーカスが約束通り描いてくれたのが嬉しかったですね!

各種競技|似顔絵・韓国大会

大会の期間中は、似顔絵の制作だけでなく、各種のコンペ(競技)やセミナーもあります。
 
これは世界大会も共通で、参加は自由ですがなるべく多くのコンペやセミナーに参加して、
普段学べないや空気感も味わいたいものです。
 
自分の制作との兼ね合いはありますが、特に韓国大会は全員が和気あいあいと参加する感じでした。

スピードコンペ

予選を通過して決勝に進出。
今回1位だった人よりも枚数は描いたのですがクオリティで弾かれたようです。
 
入賞の可能性が高かっただけに当時は少し残念でしたが、要は未熟だったと今は思います。

ベストライクネス

一人10分をかけて3人を作画します。
世界大会の時は1分か2分だったから随分とゆったりとした感じでしたが・・勉強になりました!

セミナー

田畑さん、マーカス、ヤン、アンソニーによる講義・・
世界を代表するアーティストたちの講義だけあって、どれも勉強になりました。
 
特に今回は田畑さんの、作品作りにおける発想のヒントが参考になりました。
田畑さんの作品は、ウイットに富んでいて、一作ごとにちゃんと見せ場もあります。
 
何と言っても田畑さんは世界チャンピオンでもあり、この韓国大会でも優勝しました!

余興

大会後の余興でしたが、目隠し状態で手で相手の顔を触って、
目隠しのまま作画するという企画にも参加しました。
 
思った以上に難しかったですね!全てとても盛り上がりました!

 
全くの余談ですが、田畑さんとは部屋が一緒だったので大会中も色々と話をしましたが、
普段から田畑さんはこの業界のレジェンドなのにとても腰が低いので、
一番最初に会った時は逆にちょっと戸惑った記憶があります。
 
大御所の方々はどことなくですが、偉そうにしているのが当たり前と思っていたからです。
 
今、思い返してみると、田畑さんの態度が普通なんだなと改めて思った次第です。

カリカチュア公募展にも参加

大会の前に、事前に日本で作品を制作しました。
かなり大規模な展覧会で、分厚い本は出品者特典でもらえました!

そして何故か、街中でサインを求められました(笑

ソウル市内をスケッチ


大会の作品が終わった後、ソウル市内をスケッチしました。
 
こちらも10名が選ばれソウル市から表彰されるというものです。
 
ちぢみ屋さんにいたおじいさんを
背景付きで描きましたが選ばれませんでした。

帰国後の感想

  
スタッフ兼アーティストのヨンちゃんは、大会期間中はずっと通訳として活躍してくれました。
 
日本語が堪能な人が多く、何名かの通訳が日本語に訳してくれるのは、韓国大会ならではとも言えるでしょう。
 
そのヨンちゃんは日本に住んでいた時代のバイト先が、今の我が家から徒歩10分の場所と判明!
世間は狭いです。

人気イラストレーターの青木たまみちゃんと
人気イラストレーターの青木たまみちゃんと
青木たまみちゃんのイラスト
青木たまみちゃんのイラスト

この作品は、右の写真のイラストレーターの青木たまみちゃんが大会帰国後に描いてくれました。
 
話を聞くと、彼女は俺の実家の近所に住んでいた事実も判明、
当時の勤め先も俺の家から徒歩一分の場所。子供の頃の遊び場もほぼ同じ・・世間は狭いです。

 
今回は多くの出会いがありました。
休憩仲間の群馬くん・・2022年の今はイラストレーターとして大活躍中です!
 
若きソウルメイトHong・・
彼とは、大会後に一緒に食事に行ったのですが、昭和の時代の友人関係の様なものを感じました。
 
その他にも韓国は、古き昭和の日本の様な感じで、
今の日本ではあまり感じられない、各所で人情を感じる場面に遭遇した国でした。
 
私の体験した韓国は、ソウルであっても実際に行ってみるとテレビ報道とは全く違う印象で、
私はとても韓国、特に韓国の人達を好きになりました。
 
 
受賞という命題には残念ながらまた答えられませんでしたが、それにはちゃんとした理由があり、
経験から多くの事を学びましたので、この経験を活かして引き続き作品創りを続けたいと思います。
 

こちらの記事は以上です。
 
最後までお読み頂きありがとうございました!

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